読書録

2003年9月4日
「センセイの鞄」  川上弘美

久しぶりに本を読んで泣く。
何かが哀しいとか、嬉しいとか言うのでもなく、この話の中の言葉を借りるなら「ぼうぼう」と。
2人を取り巻く環境も、状態も、今の私が実感を持って判るものではないけれど、心の中にあるものはいつだって、誰だって同じなのかもしれない。

…それにしても、実に実においしそうに日本酒を飲む話だ。鱈と春菊の入った湯豆腐、とびうおの刺身、…。おかげで、この本を読んでいる間の飲酒率は非常に高かった。

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