「猫になりたい」

2003年10月21日
● 「猫になりたい 言葉は儚い 
    消えないように 傷つけてあげるよ」
 
スピッツの「猫になりたい」という曲のサビの部分の歌詞。

今まで、「色んな言葉を並べても、言葉は儚いものだから、心に傷をつけて、相手にいつまでも自分のことを覚えていて欲しい」っていう意味だと解釈していた。
けれど、最近、「相手の心を傷つけて、自分が罪の意識でもいいからその人のことを覚えていたい」っていう意味とも取れるのかもしれないと、思い初めてきた。

人間の精神構造は、嫌な事は忘れるように出来ているものだという。それが正常な精神状態で、いいことを忘れて、嫌なことばかり覚えている状態が鬱というような状態らしい。

もし本当にそうなら、好きな人を傷つけたところで
その人は楽しい思い出で、その辛い過去を上書きしてしまう。
けど、傷つけた方は、「傷つけた」という事はいつまでも覚えているのかもしれない。
それでもいいからその人の事を覚えていたい、と思う気持なのかな…と、思った、秋の夜。

●そんなことをぼんやり考えていたら
ずっと探していた思い出の曲をレンタル屋にて発見。

曲を聴いただけで、その時の景色や匂いや気持まで
一気によみがえってくる。
幸せだけど、満たされてない。
満たされていないのに、幸せだった。

探していたのに複雑な気持ち。

●本日は残業のため外食。
給料日前で財政難の私に
給料日後の派遣さんがご馳走してくれる。


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