白魚の様な手

●朝、私の前で吊り革を掴んでいた女の人の手がものすごくきれいで見惚れる。
肌のきめが細かくて、真っ白な手。
アクセサリーもネイルもしてなかったけど、
そこだけ別世界みたいな雰囲気。
ああいうものを見てしまうと、どんなに手入れをしても
生まれ持ったものにはかなわないと切ない気持になる。

●久しぶりに学校へ。
今年も通うならもうそろそろ申し込みをしなくちゃならない時期だけど
行くとなったら何十万単位でお金が掛かる。
もちろん時間と体力、あと気力も。
今、搾り出せないのはお金よりも気力。

精神的にある程度満たされている状態で
それでもまだ上を目指せる人はすごい人だと思う。