人を好きになることは、好きになると決めること
2004年5月30日 読書
久しぶりに川上弘美を読んでみました。
これは長編の物語なのですが、いつものふわふわした感じの短編を
それぞれの登場人物が立ち代り入れ替わりやってきて
話していく…というような物語でした。
正直言って、読んでいる途中はあまり
ぐいぐい引き込まれるものもなかったのですが
最後の方でマリエ、ユリエはもちろんのことその他の登場人物の
恋愛模様の様々な思いがはっきりと浮き出て
それが絡まりあっていって始めて、
「いとしい」や「せつない」などの気持ちを
はっきりと感じ取ることが出来ました。
「爆竹すき?」
「すきだよ。」
「私のことすき?」
「すきだよ。」
マリエと紅郎のやりとりです。
こんなふうにかわいく、さりげなく
好きな人の好きなものを聞くことができたらいい。
これは長編の物語なのですが、いつものふわふわした感じの短編を
それぞれの登場人物が立ち代り入れ替わりやってきて
話していく…というような物語でした。
正直言って、読んでいる途中はあまり
ぐいぐい引き込まれるものもなかったのですが
最後の方でマリエ、ユリエはもちろんのことその他の登場人物の
恋愛模様の様々な思いがはっきりと浮き出て
それが絡まりあっていって始めて、
「いとしい」や「せつない」などの気持ちを
はっきりと感じ取ることが出来ました。
「爆竹すき?」
「すきだよ。」
「私のことすき?」
「すきだよ。」
マリエと紅郎のやりとりです。
こんなふうにかわいく、さりげなく
好きな人の好きなものを聞くことができたらいい。
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