恵比寿の写真美術館でやっている「幸福論」を見に行く。
蜷川実花さんが出展しているので
見に行きたいと思っていたのだけど、
それ以上に「幸福論」というテーマに惹かれた。

3人の若手の写真家が、それぞれ「幸福」を
テーマにした写真を出展していた。
会場の入口には一般の人たちから募集された
それぞれの「幸福」な写真が展示されていた。

私は、写真に関して知識もないし
もちろん説明だってできない。
だけど、そこには「幸せ」と思った一瞬を切り取った写真もあったし、
楽しいだけじゃない、総体としての「幸せ」の
イメージを写し出したものもあった。

ちょっと前に、題名は忘れてしまったけれど
人間の全く写っていない写真ばかりの写真集を見た。
（よく見かけるので、多分有名な写真家さんの作品なんだろう。）
誰もいない渋谷の交差点とか、
車の全然いない高速道路とか
そんな写真ばかりを集めたもの。
どんなコンセプトの作品なのかは分からないけれど、
人がいないということは
こんなにも寒々しいものなのか、という感想を持った。

「人の匂いのする写真が多い」って、
会場で作品を見ていた女の子が言っていた。
確かに、見ているこっちまで笑顔になってしまうような
写真が多かった。
幸せの形は人それぞれにあるものなのだろうけど、
誰かとその気持を共有できることは
やっぱりかけがえのない幸せなんだろう。

その後、野暮用のため津田沼まで移動。
そこで偶然、この前おいしかったしそ焼酎
を発見したので連れて帰る。
安いと思ったら「焼酎甲類乙類混和」だって。
飲みすぎには注意だな。

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昨日の日記で書いた
「ファイト一発」の後は「リポビタンD」だったかもしれん？
ま、どっちでもいいや。

会社の最寄駅の改札を出るとすぐのところに
喫煙所があるのだが、
いつも私が出勤する時に
線の細い、華奢な女の人が
一服をしつつ、オロナミンCを飲んでいる。

結構かわいくて、おしゃれなその人と
オロナミンCの取り合わせが
おかしくて、最近、チェックしてしまう。
いないとちょっと心配になったりして…

私が男の人だったら
恋してたかもな…

疲れがピークの木曜日。
相変わらず眠いので
帰りの電車でだらしないくらいよく寝て
寄り道なしで帰宅。
たまご丼と具沢山みそ汁を作って食べる。
相変わらずの菜食。

そういえば小さい頃、
たまごを食べるとジンマシンが出来る体質だったので
一日に多くて1/2個しか食べられなかった。
いつの間にかジンマシンは出なくなったけれど、
もしあのままだったら
私の食生活は貧弱だっただろうなぁ。


金木犀が咲き始めた。
この匂いがし始めると決まって私は
精神的に下り坂になる。
今年は大丈夫そうだ。と、思っているのに
また耳たぶが腫れてきてしまった。

心身の調子が悪いといつも腫れる。
だからピアスも空けられない。
かなり痛いのだけど、
会社の人にだけは言いたくないと思う
強がりな私。

会社で貰った2000円分のクオカード、
新しいマスカラを買おうと思っていたのに
目先の節約のために、
なんてことのない日用品に使ってしまう。
ちなみに今日のお買得品は、蒟蒻畑68円。
（逆にこんなに安くていいのでしょうか？）

今日から10月。早いものだ。
秋になったせいか
ここのところすごく眠い。
けど、会社で私の隣に座っている
おじーちゃんはアレルギーで激しく鼻をかみ、
寝る気まんまんで昼寝をしている。
欲求に逆らわず生きるというのは
こういうことなのか？

4，5年ぶりに連絡の取れた人と会う。
鉄板焼きで今年始めての松茸を食べながら
今のことや、会わなかった間のことや
昔のことや、共通の友達のことや、
色々なことをとめどなく話す。
　
久しぶりにミスチル談議をして
「kind　of　love」は名アルバムだという
結論に至る。

人によって色々に思うところはあるのだろうけど
私はこの人がいたから
「LOVE」が好き。

本日の出会い
*たんたかたん（シソ焼酎）
*里の曙（黒糖焼酎）

「たんたかたん」…不覚にも漢字を忘れてしまった。
けど、ボトルごと連れて帰りたいくらい
おいしかったなぁ〜

1日中外にいて、テニスとソフトボール
なんてやってみた。
テニスをやるのは大学の時以来、
ソフトボールに至っては中学生以来
じゃないだろか？
どちらにせよかなり久しぶりのスポーツ
だったということだが。

出来はおいておいても、一日中外で
「暑い、暑い!!」といいながら走り回ったり、
風が吹くと気持ちよかったり、
もうトンボがたくさん飛んでいるなんて思ったり、
そんな時間はいつもの生活から
開放されたような気分になった。

ちなみに「伝説の20」は
正しくは「電気設備の20」。
略して「電設の20」。
グランドの番号なのだけど、
何なんでしょう？この名前。

それにしても日曜日、朝6時起きで
1日遊びまくったので眠い、眠い。
そして明日は筋肉痛で
腕ガクガクなんだろうなぁ。。。

前の会社の人と近所でランチ。

前の会社では実は部下といえるような人が
一番多い時で10人くらいいた。
今日会ったのはその中のひとり。

その人とは始めは上手くいかなかった。
その人と会う時は会社行くのが
本当に嫌で嫌で。。。
泣かされたこともあった。
けど、最後には誰よりも私の味方になってくれた人。

転勤する時とか、会社を辞める時とか
自分が今までやっていた仕事から離れる時には
「私がいなくなって、
みんな少しは困ってくれたらいい。」
なんて思っていたこともあった。
けど、それまでは後任の人がちゃんとやってくれてた。
安心していなくなれた。

けど、退職する時は
色々なことがあって、問題山積みのままだった。
残った人たちに申し訳なくて、
自分が不甲斐なくて、
ある程度仕事は出来ていたのかもしれないけれど、
一番肝心な仕事は出来てなかったんだ。
って思い知った。

今はもう退職してから1年以上経つ。
当然、私なしで業務は廻るようになっている。
それでも私が彼女にとって
「（少しは）頼れる元上司」であるならば
愚痴を聞きに行くことは
私の遣り残した仕事に対する
唯一、今でもできるフォローなんだと思う。

先日の送別会のプライベート版が開催される。
私も同じチームで同じ仕事をやっていたことが
ある人だったので、もちろん参加する。

仕事帰りなのに金曜日という開放感からか
ボーリングを3ゲームもやる。
みんなで涙が出るほど
笑いながらやる。
お腹ぺこぺこになってイタリアンを
食べまくる。
ボーリングで笑いすぎたせいか
みんな黙々とひたすら食べる。

そんなふうにその人と
「同僚」である最後の日が終わっていった。

また休み明けには会社で会うような
そんな別れ方だったけど、
みんなと別れて一人になると
これまでの色々なことがよみがえってきた。

私が恋人と別れた次の日に
出社したものの顔色が悪かったのを見て
何も聞かずに慰めてくれたこと。
飲みに行って、ひたすら会社の愚痴を
話していたはずなのに
気が付いたらいつもみたくバカ話になってたこと。
初めて会った時は恐い人だと思ったこと。
いつもいつも、私を誉めてくれたこと。
…。…。

会社に行って働くことは
辛いことや嫌な思いをすることの方が
断然多いけれど
こんなふうに優しい大人の人や
賢い大人の人に出会える。

だから私は、
誰かに失望してばかりではなく、
誰かを信じることも出来そうです。
だから私は、今はまだ、
やっていけそうです。

そしてまた、遊びに行きましょう。
そしていっぱい笑いましょう。

飲んで、しかも軽く午前様の翌日なんて
体調が良い訳がありません。
それでも、受けます健康診断。

場所は丸の内です。
会社も遊ぶのもほとんど山の手線の西側エリアの
私が丸の内に行くのなんてこんな時くらいです。
丸ビルより六本木ヒルズです。
なので物珍しく丸の内OLを眺めてみたりします。
私の会社の近くはアパレル関係の会社が多いので、
よく雑誌に載っているような「いかにもOL」な人は
あまりいないのです。
「このカラフルな牛はなんだ？」とか思っていたら
目的の診療所に到着。

その後は普通です。
体重は減ってました。
何にもしてないのに痩せてたなんて、逆に恐ろしいです。
甲状腺が腫れていると言われ、
心電図の波が人と違うと言われました。
いいんでしょうか？私。
でも、そんなに深刻な程度のものでもないようなので
まぁ、いいんでしょう。
血液と尿から変な物が出てないのを祈るばかりです。

そんなこんなで健康診断は終了し、
のろのろと出社しました。

「歳だ、歳だ。」とは言いたくないけれど、
身体は大切にしようと思った1日でした。

飲み会でした。
会社の送別会。オフィシャルなやつ。

実はここに書いてない飲み会もあり、
この1週間、1日おきくらいに飲んでいる。

そんな訳で食べて飲んで歌って
健康診断にアタック！
ま、この方が私の通常の健康状態が分かって
いいってものだ。…ってことにしておく。

今日の朝方、悲しい夢を見た。
前に大好きだった人にお互いが別の人とデートしている時に偶然会ってしまい、2人とも何か言いたい雰囲気なのに何も言えないまま離れてしまう。知らない誰かといる彼が私と付き合っていた時みたいですごく切ない気持だった。
そんな夢。

だけど実際は「前に好きだった人」とか「付き合っていた人」が夢に出てくる時っていうのは、その人に対する気持ちに整理がついて忘れかけている頃らしい。
そう言われれば確かに「いまさら」なタイミングでの登場なのだけど、逆に考えると彼を思っていた気持ちがもう過去のものになってしまったみたいで少し寂しい。

突然、寒くなったせいか、それともここのところストレッチをさぼっているせいか身体がだるい。むくみやすく、取れにくい。
寒い季節は動くのは面倒になるけれど、洋服は重ね着できるし、食欲も出るし、暑い季節より好きだ。
けれど、今の時期のような季節の変わり目、特に寒くなっていく時期は体調もメンタル面も一緒に落ち込んでいく気がして恐い季節でもあったりする。

休みの間の1日だけの出勤日。集中力が散漫。帰宅後、突然思い立って「なんちゃってフォッカッチャ」を作る。生地をこねるだけでちょっと疲れて、運動不足を実感。

最近、「物を作る」事に憧れる。「仕事は○○の開発」とか言われると弱い。苦労も多いだろうが、いつも同じ事を淡々とやる今の仕事と比べると夢がある。

日がめっきり短くなった。いつもこんなに短かったっけ？と思ったら、気が付けば9月も下旬。追い立てられる気分になるのもこの頃。

今日は映画録のみ。

「髪結いの亭主」
好きな人がいればあとは何もいらない。というのはこういうことなのだろうか？自分にとっての一番の幸せを守りたいというのはこういうことなのだろうか？
確かに幸せすぎるとそれ以上も求めない代わりにそれ以下になることも認めない気持になる。だけど、私は欲張りだからいつまでも「今よりももっと」と思ってしまう。手放すものよりも手に入れるものの方が大きいはずとかたくなに信じてしまう。だから傷つく。
人や自分に期待することはけして悪いことではないと思う。だけど、もう少し、今置かれている場所を幸せと実感してもいいのかもしれない。

何日か前に私よりも10歳ほど歳上の男の人と電話をした。用事はすぐに終わったのだが、その人が最近6，7年前に書いたラブレターの下書きを見つけたと言うのでその内容に関する話になった。

その内容は「今の2人の気持ちをどこかに預けておいて、2人の関係に何か変化があった時にはその気持ちを2人でもう一度確認しに行こう。」というようなこと。

彼は今でもその内容に関してはご満悦らしい。
上に書いた内容は私なりに思いっきり意訳したものなので、実際の彼の言葉とは全く違う。本当はもっと比喩と笑いが織り交ぜてあるものなのだが。

その時の彼女とはしばらく付き合ったらしい。内容に関して当事者ではない私には「？」な部分も多い。けれど、その時の2人の様子がおぼろげながらも目に浮かぶようで、ほほえましい。
そしてこの手紙を書いたのは彼が30歳前後の時。今でもその内容に御満悦ということは、恋する気持ちに年齢は関係ないということなのかもしれない。自分を取り巻く状況がいくら変わったとしても。

結局、今この2人は別々に人生を歩んでいるらしい。
最後にちゃんと最初の気持ちは確認することが出来たのだろうか？

またもや、ミニ焼酎の会。
（…とか言って、ただの飲み好きの飲み会なのだが。）

神楽坂にある、最近ドラマ「元カレ」に出てた「黒兵衛」で味噌ラーメンをお腹一杯食べてから、いざ焼酎バーへ。（なんか飲む気まんまんだなぁ。）
しかしながら今日はまったり、しっとり大人飲みをする。
おいしい物とおいしいお酒と、好きな人たちと楽しい時間が過ごせる。そのことがすごく幸せ。
飲兵衛って言われてもいいのだ。
私はそんな楽しい時を過ごすために働いているんだから。

本日の出会い
*くらら（芋焼酎）
*龍宮（黒糖焼酎）

家の近くのスーパーが「阪神優勝おめでとうセール」なんていうものを開催していた。
あれ、前は「巨人優勝セール」やってなかったっけ？
「横浜マリナーズ優勝セール」もやってなかったっけ？
おーい！節操なさすぎるんじゃないかい？

こんなことを書いたら妬みに聞こえるのかもしれないけれど、ここのところずっと心に引っかかっていたこと。

最近、半年程前に結婚した友達に結婚式以来始めて2人でご飯を食べに行った。
会う前は、「きっとうらやましくって、かわいくないこと言っちゃうんだろうな」なんて思いながら待ち合わせの場所へ向かったのだが…
彼女が今までと、なにか、違うのだ。雰囲気が。なんというか、オーラがない。と言うか。
結婚したからといって「幸せオーラ」を出してる、なんてさすがに思ってはいない。けれど、これまでに結婚した人たちは、「安定した生活をしている雰囲気」というのか「余裕」というのか、そんなそれまでとは違う雰囲気を結婚したことによって身につけていたように思う。
それが彼女からは何も感じられなかったのだ。
もっとはっきり言ってしまうと、「大人っぽくなった」というのではなく「歳を取った」という感じ。
話を聞いていても、新婚家庭らしいトラブルはあるものの、取り立てて変わったことは無い様子。なのに去年の今ごろ、結婚に向けた準備の色々な愚痴をとめどなく言っていた彼女のほうがキラキラしているように見えた。
それが、結婚の現実なんだ。と言われてしまえばそれまでだけど、やっぱりそんなのは嫌だと思う。
結婚云々に関わらず、いつだって内面から何かを感じさせることの出来るパワーを持っていたいと思う。

夏のボーナスに手をつけていないはずなのに、徐々に少なくなっていく。という忌々しき事態が発生していたので、前から欲しいと思うまま未だ手に入れてなかった「マイナスイオンドライヤー」を購入する。
タイトルどうり「きれいなおねえさんは好きですか？」のメーカーの物にしたのだが、なにやら価格帯も2種類くらいある。よく分からないが、「イオンチャージャー」なる機能が付いている物にした。そこにいたおねえさんの説明によると「髪の毛に付着した古いマイナスイオンを取り、新しいマイナスイオンにしてくれる」という機能らしい。まだ、使っていないが結果はいかに？
それにしてもこのCM、最初の頃は本当に「きれいなおねえさん」といった感じの人が出ていたのに、だんだんと「近づき難いくらいきれいなおねえさん」というか「美しい人」になっていると思うのは私だけ？

映画録
「ライフ　イズ　ビューティフル」
切ない。どこまでもどこまでも息子の為に明るく生きている姿は見ていて息苦しくなる。
笑いながら生きていくことは、実はいちばん難しくて、強いことなのかもしれない。

「アメリ」
観ているだけで、幸せな気分になる。久しぶりに観たけれど、この前観たときよりも好きになった。
いつかまたパリに行けた時は、運河で水切りしたり、駅で証明写真撮ったり、豆の袋に手を突っ込んだりしたい。（笑）

表参道でやっている蜷川実花の写真展を観に出かける。
今回は花の写真ばかり集めたもので、規模は小さいものの溢れる色は鮮やかで元気になる。
あんな写真を撮れる人の視界は、やっぱりあんなふうに見えているのかな。なんて思ってみたり。
私は一般人なので、写真を通してでもその世界を垣間見れるだけで、新鮮でありがたいのですが…

その後、表参道と新宿でお買い物。
新宿ではルミ姉にすっかりやられて帰宅。
まだまだ暑いけど、気合で秋物を着るのだ！

読書録「死国」　板東真砂子
数年前に公開された同名の映画の原作。映画とは内容がちょっと違う。
この人の本全部に言えることだが、怨念とか祟りとかいうものの原因となった人の気持ちが文章の根底にずっと流れているところがただ恐いだけじゃなく、切ない気持ちにさせる。そして、人の思いとか気持ちとかがこの世で一番恐いものなのかもしれない。

家の窓から青空と埼京線の高架を見てた。
本試験が終わった日に、早稲田で見た景色とセミの声は忘れないと思った。
だけどここのところ、その時の感覚をちょっと忘れてた。

そろそろ次のハードルに向けた助走を始めようと思う。
これから私の目の前に現れるハードルは、自分の意に反しているものも自分自身で置いたものも、どちらとも大小さまざまなんだと思う。
そのハードルたちを飛び越える時には、倒したり、足を引っ掛けたり、転んだり。
みっともないかもしれないし、泣くこともあるだろう。
どこまで走ったって先には何も見えてこないかもしれないし、走った後を見たってそこにはぐちゃぐちゃに倒したハードル達しか残ってないかもしれない。

それでもいい。
ハードルを避けることさえしなければ。
きっと自分の中身は変われる。

今の状況を作り出したのは、誰でもない私の今までのやってきたことの成果。
戻れるならば戻ってやり直したいくらい、後悔してることも沢山ある。
そして自分の将来の責任を取れるのも自分だけ。
だから、弱い自分を叱咤激励しながら仲良くやってく。
あの日見た景色のように色に溢れた毎日であるように。